内部SEO対策(コーディング)

今回は前回に続き、クローラーにページの内容を意図通りに伝えることについて、ご説明致します。
要約すれば、正しくない内部コード(記述)が存在するので、内部SEO対策が必要ということになります。
一般的な企業のホームページは右図のような構成になっていると思います。ページの上には会社名があり、その下にはサイト構成を示すナビゲーション・メニューが配置され、
その下にページタイトル、サブタイトル、説明内容が配置され、その重要度から、通常は、ページタイトル、サブタイトル、説明内容の順に目立つように表示させていると思います。
ホームページを記述する言語HTMLは、元々このようなタイトル、サブタイトル、説明内容といった文章を記述するために開発されました。
この他にテーブルやリストなどを記述(定義)することができます。
その後CSSという各要素(タイトル、サブタイトル、テーブルなど)の表示スタイルを指定できる言語の発達により、表示の自由度が広がり、
文章の構成と表示が一致しないような記述もできるようになりました。

好ましくない例としては、上のホームページの文書構成がテーブルになっており、右図のように、タイトルもサブタイトルも説明内容も、
その1要素として記述されている場合があります。表示上は各文字の大きさや位置などをCSSで指定しているので、最初の図と変わりません。
ここでSEO対策で何が問題なのかというと、人間がみると上の二つは全く同じに見えますが、クローラーが見た場合、全然違うということです。下の例では、
タイトル名もテーブル構成要素の1つとして記述されていますので、クローラーは。ページタイトルは無いと判断します。
クローラーは、文章の構成要素(ページタイトルやサブタイトル、など)に従って、書かれている内容の重要度を判断しているのです。
ここでは簡単な例を取り上げましたが、正しくHTML言語の意味を理解していないと、とんでもないコーディングのホームページができます。
当然、文章の構成要素の重要度を正しく伝えられないページは、検索結果で上位表示は、期待できなくなります。使用方法が酷い場合は、ペナルティを課せられる場合もあります。
次回は間違ったSEO対策について説明したいと思います。
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